いままで統合オフィスソフトはOffice2000(vista非対応)をxpで使用していましたが、近い将来のvista移行を考えて、新しいオフィスソフトの導入が必要になってきました。しかし、寡占化甚だしいMS Officeの新バージョンの使用には躊躇していました。
そこで、MSOffice互換のオフィスソフトを検討。対象にはジャストスイート、格安のキングソフトオフィスやEIOfficeなどがありましたが、今回、私どもでは、OpenOffice2.4の使用を開始しました。
当初、とくにワープロで若干のレイアウト崩れがあったのですが、改善のためのパッチのインストール後は大幅に改善されました。OSがWindowsの場合はOpenOffice2.4インストール後に、下記からこのパッチをダウンロードして普通にインストールするだけです。
かもめの開発2007 プロジェクト http://jsdp2007.net/
このパッチをインストールしたOpenOffice2.4は無料とは思えないほどMS Officeとの互換性が向上し、ワードで作成した写真入りのチラシなども問題なく再現され、移行が可能と判断しました。表計算は価格表や見積など単純なものしか作成していませんので、こちらもまったく問題ありません。
ご参考までにシステム要件は次の通りです。少々古いPCでも使えます。
- Windows 98, Windows ME,Windows 2000 (Service Pack 2 以降), Windows XP, Windows 2003, Windows Vista (より進んだサポートは2.2からです)
- 128 M バイトの RAM
- JRE付きのインストーラをダウンロードしてインストールする場合、少なくとも 800 M バイトの空きディスク容量が必要です。インストール後、インストーラーなど一時的に使うファイルを削除すれば、OpenOffice.orgは約 440 M バイトのディスク容量を占有します。
- 画像解像度 800 x 600 以上、256 色以上
かつてのバージョン1.xでは互換性の点でかなり劣っていたのですが、この数年で大幅に向上しています。起動・動作速度も改善されていて快適です。
OpenOfficeはこのところ、国内・海外の多くの自治体、大企業(住友電工など)での採用が続いていますが、納得した次第です。