かんたろう合資会社

致死率60%「21世紀のペスト」に備える

感染経路は異なるものの「新型インフルエンザ=ペスト」という比喩は大げさではないでしょう。お客様、ご縁あってこのサイトを訪問なさった方のために私なりに新型インフルエンザの情報をまとめました。これから対策を始めるきっかけになれば幸いです。なお、時々「新型インフルエンザ」などで検索なさり最新情報を入手することをおすすめします。

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新型インフルエンザは何が怖いの?どんな症状?

20 世紀には平均26年に一度のペースで新型インフルエンザは発生しました。いずれも元のウイルスは弱毒型で致死率は最大でも2%でした。しかし、次に新型を起こすであろうと言われているウィルスH5N1は、強毒型のウイルスで死亡率は60%以上です。強毒型ウィルスは人間の全ての細胞、臓器に入り込み全身を駆け巡り、劇症型肺炎、多臓器不全や脳炎を起こします。また、免疫反応の強い小児・若年層が一番の被害者となります。うがい、手洗い、マスクなどの予防策はもちろん大切ですが、マスクを隙間なく顔に密着させたまま24時間過ごすことは不可能で、新型インフルエンザはこれだけで防ぐことはできません。普通のインフルエンザと比ぺて、感染力が非常に強力です。国内で一人でも感染者が確認された場合、1週問ほどで全国に感染者が広がります。日本国内の推定死亡者数60万人~200万人(対人口比0.5%~1.5%が死亡)。通常のインフルエンザワクチンは、新型インフルエンザには全く効果がありません。国のガイドラインでは感染者(1人以上)が発生した都道府県での全学校、保育所、幼稚園の閉鎖が検討されています。多くの保護者は就業に大きな支障が生じます。また、多くの事業所が閉鎖されると社会全般の機能がマヒすることになります。

鳥インフルエンザと新型インフルエンザの違いは?

新型インフルエンザは鳥インフルエンザウイルスを起因としており、本来、人間が感染することはありません。しかし、変異を進め、人間から人間へと効率よく感染する能力を獲得すると、ウイルスは新型インフルエンザへと名前を変えるのです。毎冬流行するインフルエンザと違い、ヒトは誰も免疫をもっていないため、一度発生すると瞬く間にパンデミック(大陸を超えた世界的流行)が起きるのです。

もっとも有効なプレパンデミックワクチンが足りない!

新型インフルエンザのワクチンはバンデミックワクチン、プレパンデミックワクチンの2種類があります。パンデミックワクチンは、感染者の血清から作るので、バンデミック発生後開発に取り掛かるため、早くても6ヶ月以降に製造されることになり、これでは一番被害が出る期間の戦力になりません。プレパンデミックワクチンは今の鳥インフルエンザウイルスに感染した方の血清から製造するワクチンで、日本には現在2000万人分の備蓄があり、ごく一部で接種が始まっています。このワクチンは新型インフルエンザウイルスそのものから製造していないので、感染を防ぐことはできませんが、発症しても季節のインフルエンザ程度の症状で済むのです。しかし現在、備蓄されているワクチンは政治家、ライフライン従事者、医療従事者を対象としており、それ以外は希望しても接種することができません。また、一番の被害者とされる小児はタミフルの使用が制限されるなど問題が山積みであるにも関わらず、国のガイドラインからは抜け落ちています。希望する全国民がプレバンデミックワクチンを接種できるようにすることが肝腎です。 (自然医学やマクロビオティックの立場からすれば、接種するしないの自由は確保されるべきと考えます)

プレパンデミックワクチン備蓄を進める国民運動を!

万一、新型インフルエンザに感染しても軽症で済むプレパンデミックワクチンですが、上記の通り、現在、全国民のうち1億1千万人分=85%分が不足しています。個々人で準備するわけにはいきません。国の役割となりますが、欧米と比較すると取り組みが非常に遅い。したがって、各政党、地方議会から働きかけて国会でのさらなる議論、予算増額が必要です。与野党問わずこの問題については心ある政治家が地方にも国会にもいます。まずは身近な地方議員や政党地方支部等に国民ひとりひとりが訴えてプレパンデミックワクチンの全国民分の備蓄など「いのちの備え」を進めましょう。

大流行時(パンデミック時)にはどうしたらよいか?

パンデミンク時には自宅に籠城し、外出をしないということが身を護る最善策となります。毎日の買い物の際に少し多めに購入するなど、食糧や水を備蓄するのはもちろんのことパンデミック時に仕事や勉強を家で行うにはどうしたらよいか、などパンデミツク前に考えておくぺきです。十分な睡眠、偏りのない食生活、食生活にはマクロビオティック、ナチュラルハイジーンの考え方を取り入れるとよいでしょう。免疫力向上のため食材選びはしっかりと。流通に頼れない状況から家庭菜園も必要となります。日頃から良質な健康食品を愛用するのもいいでしょう。まずは新型インフルエンザに関する正しい知識を家族で共有して下さい。これを「知識のワクチン」といい、心の準備ができるため、本物のワクチン同様の効果があると言われています。

【おすすめの新型インフルエンザ情報サイト】パンデミック・フルー

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