かんたろう合資会社は、原子力発電所は人智でコントロールしきれないものとして、日本だけでなく、世界の国々から消え去ることを望む。
持続可能な代替エネルギーへの転換を迅速に推進することを政府、企業に強く望む。原子力発電は実用化・商用化してはいけない未熟すぎる技術である。

原発における劣悪な労働環境も問題であり続けた。「現代の蟹工船」でもある。

日雇い、下請けの方々を追い込み、原子炉内の危険な労働に継続的に従事させる。守秘義務を強いて問題の漏示を隠蔽する。カネでイノチを買いたたく。弱者を犠牲にした上で成立することをよしとする帝国主義的、市場原理主義的政策である。

今回の原発事故は現政権を含めて原発を推進してきた政府の責任が大きい。100%人災である。同時に、国民の責任も大きい。原発推進・対米従属政党である前政権・現政権に投票し続けたのは日本国民である。代表の鈴木も周りの人々を説得し、あるいは、反対運動に加わり、具体的な積極的な行動をしてきていない。このことが大変悔やまれる。愚かであったと思う。私を含めて、このような国民の無責任・無関心さが現在の事態を招いたのではないか。

我々は、今後、原発推進体質にまみれた政治や企業活動のあり方を問い続けるとともに、自らの生活の有り様を変革しなければならない。そうでなければ、原発災禍がやむことはない。

いま、脱原発を社是として啓蒙活動につとめることを誓う。

2011年3月19日
かんたろう合資会社 代表社員 鈴木 雄 (2011年3月27日改訂)

◎◎当分の間、毎日の放射線量の測定結果の公開は有意に高い日のみ公開します◎◎

理由:空間線量の値自体はある程度の爆発的事象が生じない限りは大きく変化がないと思われるものの、これが事態の収束へのベクトルを必ずしも意味しないということです。毎日毎日放射性物質は土壌、草原、木の葉、、、や建物等々に堆積しているわけで、見かけの線量などよりもこちらの事態の方が余程重大で注目すべき事柄と判断した次第です。
とはいえ、線量は放射性物質の大量飛散に関してはやはり重要な指標になりますので、大きく線量が変化を示す際には、ご報告申し上げます。
なお、放射性物質(ヨウ素131、セシウム137)の堆積データについては、放射性物質累積量をご参考ください。

測定機器:RADEX放射線計(ロシア製)、対象:γ線、条件:3回測定平均値、場所:東京都世田谷区下馬4丁目。木造2階建て2階(弊社事務所)
通常のレベルは0.12~0.14マイクロシーベルト/時※程度です。線量はあくまで安全性の指標のひとつに過ぎません。今回の東電原発事故では、遠隔地においては、原爆のような強烈な熱線や爆風、放射線を直接被曝するという事態にはなりそうもありませんが、有害な放射性物質の飛散とそれによる体内被曝が問題です。野外の方が線量は高めである可能性があります。マンションなどで気密性の高い住宅の場合は下記の値より低いことが想定されます。放射能災害においては、飛散している放射性物質の特定が非常に重要となります。世界には、もちろん、日本にも自然放射線が数十マイクロシーベルト/時であっても健康に有害どころか有益な地域があります。多くのラジウム温泉地帯です。放射線レベルの変化は地下鉱物(放射性の希土類鉱石)からの放射線量あるいは空気中への希ガス類の含有により大きく左右されます。しかし、有害な放射性物質の飛来・浮遊による放射線量の変動については十分な注意が必要です。線量の変化がわずかであっても、微量の放射性物質が土壌、建物など生活環境に堆積しそこから予想以上の体内被曝が引き起こされることも皆無ではないでしょう。
※放射性物質(ヨウ素131、セシウム137)については、放射性物質累積量をご参考ください。
※測定対象はあくまで空間線量です。通常レベルをバックグラウンドとして、これを差し引いた線量が福島第1原発事故によるものと考えられます。
※時々、線量計をのぞいていますが、大きな変化がない限り、1日1回のみ下表に記載しています。
※放射線測定器の測定値は絶対的なものではありません。機種、メーカーで大きく異なる場合があります。桁が違うというほどではありませんが、数パーセント、場合によっては数十パーセント異なります。したがって、ひとつの場所での測定は、特定の測定器を使用して、他の測定器を使用しないことが重要です。下記は「当所における放射線量増減の推移」程度としてご参考ください。

  • 2012/01/06 13時09分 0.14 有意かどうかは微妙なところ
  • 2011/05/22 12時00分 0.22 昨日あたりに原発で異変か。風向きは概ね北風。
  • 2011/04/24 06時20分 0.14
  • 2011/04/23 07時20分 0.14
  • 2011/04/22 09時30分 0.13
  • 2011/04/21 05時20分 0.13
  • 2011/04/20 21時00分 0.12
  • 2011/04/19 06時40分 0.12
  • 2011/04/18 13時00分 0.14
  • 2011/04/17 07時10分 0.12
  • 2011/04/15 12時40分 0.12
  • 2011/04/14 06時20分 0.13
  • 2011/04/13 09時30分 0.12
  • 2011/04/12 06時00分 0.14
  • 2011/04/11 10時00分 0.12
  • 2011/04/10 06時50分 0.12
  • 2011/04/09 09時00分 0.14
  • 2011/04/08 09時00分 0.13
  • 2011/04/07 09時00分 0.13
  • 2011/04/06 08時30分 0.13
  • 2011/04/05 08時30分 0.12
  • 2011/04/04 09時30分 0.13
  • 2011/04/03 06時30分 0.13
  • 2011/04/02 06時20分 0.16
  • 2011/04/01 09時00分 0.14
  • 2011/03/31 08時00分 0.16
  • 2011/03/30 14時30分 0.14
  • 2011/03/30 06時30分 0.15
  • 2011/03/29 08時30分 0.17
  • 2011/03/28 08時30分 0.16
  • 2011/03/27 07時40分 0.17
  • 2011/03/27 06時40分 0.13
  • 2011/03/26 10時00分 0.14
  • 2011/03/25 08時00分 0.15
  • 2011/03/24 07時00分 0.16
  • 2011/03/23 14時20分 0.14
  • 2011/03/23 10時20分 0.21 あきらかに平常レベルより高い
  • 2011/03/23 10時00分 0.17
  • 2011/03/23 06時30分 0.13
  • 2011/03/22 11時00分 0.13
  • 2011/03/22 06時30分 0.13
  • 2011/03/21 15時00分 0.16 降雨8時間経過
  • 2011/03/21 13時00分 0.16 降雨6時間経過
  • 2011/03/21 09時30分 0.12 降雨2時間経過
  • 2011/03/21 07時00分 0.13
  • 2011/03/20 07時00分 0.13
  • 2011/03/19 07時00分 0.12
  • 2011/03/18 11時00分 0.12
  • 2011/03/17 11時00分 0.13
  • 2011/03/16 11時00分 0.13
  • 2011/03/15 18時00分 0.26 異常なレベル
  • 2011/03/14 11時00分 0.13 平常レベル
 2011/単位はマイクロシーベルト/時

昨日、東北太平洋沖地震が発生しました。

被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。

地震、津波による甚大な被害は想像を絶するものとなっています。

さらに、福島の原子力発電所では炉心溶融(メルトダウン)に至り、こちらは、状況によっては、大規模かつ長期的な影響が考えられます。
日本および国民は、今後は、脱原発で「エコで持続可能な社会」をめざさなければなりません。

心ある市民の声を黙殺し続けて、原発を推進してきた前政権そして現政権に対してその責任を問うとともに、私達自身の生活のあり方を厳しく見直す必要がありそうです。

ともあれ、今は、ひとりでも多くの方々の迅速な救助を祈るばかりです。

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