自然海塩復活のパイオニア的存在でである日本食用塩研究会(現在はNPO法人)年次集会に参加してきました。私と研究会との関わりは事務局や事業部の海の精(株)での勤務経験を含めて25年ほどになります。少々遅れての報告ですが、簡単にお伝えしておきます。
とき・ところ:6月16日月曜日、午後1時半開演、新宿住友ビル スカイルームで。
1)講演
・食養家 山村慎一郎氏
・演題「食養生から見た塩の摂り方」
2)講演
・日本食用塩研究会 代表理事 村上譲顕氏
・演題「消費者から見た自然塩の表示はこうなる!」
3)計画発表&懇親会
・日本食用塩研究会 事務局長 花井良平氏による発表・進行
・お食事は大谷ゆみ子氏プロデュースによる海の精および海の精使用調味料、漬物などを使用した未来食弁当+おいしい自然酒多数。
100名を超える参加者の中には、古くからの消費者運動、有機農業の実践者、有機八百屋の老舗オーナー、著名な編集者、有機加工食品メーカーの方、、などなどそうそうたるメンバーが多数いらっしゃいました。
代表理事の村上さんは、海の精(株)代表取締役として食用塩公正取引協議会の副会長に就任なさったばかり。自然海塩メーカーを代表する立場となっています。
講演では「自然海塩」を準備会で公正競争規約の特定用語として認めさせようと働きかけたが、実現できなかったものの、全体としては、誤認表示が入り込みにくい適正な表示基準となっていることについては評価している、との説明がありました。
さらに、「自然食育」を基本コンセプトとして、塩から食、さらに医療へと生活のあり方を見直す運動をマクロビオティックを軸にして、今後展開していくとの方針発表。
今秋には「正しい塩の選び方」をテーマとした本を東洋経済新報社から発刊の予定です。