今日、政府はいわゆる新型インフルエンザ(弱毒性豚型インフルエンザ)への対応レベルを引き下げました。

なんと、昨日までは致死率50%とも60%ともいわれている鳥型インフルエンザを想定した対応をとり続けていたのです。

私は、発生当初よりそのような政府の対応のあり方に大きな疑問を投げかけてきましたが、やっと「平常心」を取り戻してきたようです。

しかし、関西では保育園・学校の休園・休校により多くの就労困難者が出るなど市民に多大な犠牲を強いたことになります。

初めての事態だから、というのはいいわけにすぎません。

普通に理性的に判断すればよかっただけの話です。

この点では、米国政府やニューヨーク市、イギリス政府、、、などは当初より不可能な国境での検疫強化をあきらめ、国内感染拡大を前提とした医療体制の拡充への緊急予算措置を含めて、冷静に迅速に対応をとってきたようです。

今回の不手際を反省して、今後予想される強力な感染症(鳥型やエボラ出血熱、、、、)対策への教訓にしていただきたいものです。

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